愛しき、いちご状血管腫

子育て

この投稿では、入院、投薬をしない選択をした次女の苺状血管腫。

その経過や、しない結論に至った経緯をお伝えします。

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乳児血管腫(別名:いちご状血管腫)とは?

うちの次女の生後1ヶ月ごろ、肩にハートのアザを見つけた。

だ最初は何も知らず、「可愛いハート♡」って思ってた。

健診に行った病院で

小児科の先生
小児科の先生

いちご状血管腫だね、大きくなるかもしれないから皮膚科に行ってね

Tom.
Tom.

え!?これ大きくなるの?

乳児血管腫にゅうじけっかんしゅとは、乳児期にゅうじき(生後から1歳くらいまで)に最もよくできる皮膚の良性りょうせい腫瘍です(日本人の0.8−1.7%)。見た目が赤く「イチゴ」のように見えるので、いちごじょう血管腫けっかんしゅとも呼ばれています。

原因はいまだによくわかっていません。全身の皮膚のどこにでも起こります。女の子、早産そうざんてい出生しゅっせい体重児たいじゅうじの子がなりやすく、日本人より白人は10倍程度なりやすいとされています。

乳児血管腫(いちご状血管腫/難治性血管腫・血管奇形 薬物療法研究班 情報サイト

ちなみにうちの子は、36週0日で生まれた早産児で、体重も2500gギリギリでした

レーザー治療

病院の先生に言われた通り、平べったくて、小さかったハートマークが日に日に膨れていった。

生後3ヶ月での血管腫の様子。
Tom.
Tom.

ハートマークどこいった?

皮膚科の先生
皮膚科の先生

3ヶ月になるのを待って、

レーザー治療をしましょう

生後3ヶ月から月1で赤みを抜くためのレーザー治療を皮膚科で開始。

皮膚科のあざ治療は完全予約制。

処置室には子供だけ入って、母はドキドキしながら外で待機。

輪ゴムで弾かれたような痛みがするだろうと言われる、レーザーを約10回照射。

生後4ヶ月(レーザー照射1回後)

レーザー治療1回終えた患部。

真ん中の方が少し白くなった。

レーザーの後は、ワセリンで保湿して終了。

生後6ヶ月くらいまでは、あまり理解している様子なく、10回中5回目くらいの照射で軽く泣く程度。

こちらの自治体は乳幼児は医療費が免除になるため、会計待ちもなく、1ヶ月後の予約をして帰宅。

1歳過ぎ(レーザー治療7回目)

7回目のレーザー治療から体幹がしっかりしてきたから暴れることを予想して、麻酔テープ使用。

レーザー照射しても全く泣かなくなった。

Tom.
Tom.

最初から麻酔テープ使えなかったのかな?汗

レーザーで赤みは薄くなった。膨らみの進行も止まった。

当の本人は摘まれても痛くも痒くもない様子。

1歳5ヶ月(レーザー照射14回目)

入院治療は必要か?

皮膚科の先生から勧められ、大学病院へ。

生後6ヶ月ごろ、順調にレーザーに通うが、

皮膚科の先生
皮膚科の先生

赤みはレーザーでマシになるけど、

膨れを縮ませるために大きな病院に入院して治療した方がいい

とのことで、紹介状を持って大学病院へ。。。

膨れを縮ませるには、狭心症に効果のあるヘマンジオルシロップの使用が効果的とのこと。

ヘマンジオルシロップ

ヘマンジオルシロップとは

ヘマンジオルシロップは、いちご状血管腫(乳児血管腫)の治療薬です。

通常は高血圧や狭心症の薬として使用されていますが、これをいちご状血管腫がある乳児に投与すると血管腫が小さくなるということが偶然に発見され、小児用シロップとして薬剤が開発されました。

効果はわかったけど、気になるのが副作用があるかもしれないことと、

血管腫を詳しく調べるために、小児科と連携して麻酔をして造影剤を流してCT(MRI?どっちだったかな)を撮ったり、入院が必要とのこと。

Tom.<br>
Tom.

う〜ん、結構色々リスクあるなぁ

この時は、お話だけ聞いて今後の経過を見てみることに。

入院を勧められた私たち家族の出した答え

私たちが1番気になっていたことは、

今の選択が取り返しのつかない選択となるのではないか?と言うこと。

つまり、大きくなった時に『どうして小さいうちに治療してくれなかったの!?』と思うのではと言うこと。

それを大学病院の先生に確認したところ

大学病院の先生
大学病院の先生

それは大丈夫だと思う!

大きくなるにつれて、周りの皮膚も伸びるから徐々に小さくなる。

跡は残るかもしれないけど、年頃になってどうしても気になるなら、その時にまた考えるでも遅くはない

と背中を押してもらえてTom.は決断した!

投薬治療はしません

2歳10ヶ月(現在)

少しずつではあるが、萎んできている。

まとめ

とっても悩んで出した、投薬はしない と言う結論でしたが、シロップの効果が発見される前は、自然治癒とされていたいちご状血管腫。

うちはたまたま「肩」という日常生活に支障のない場所だったため、選択ができました。

しかし、病院の先生に言われるまま治療するのではなく、決定権はあくまで家庭にあるので、その家庭にあった選択ができることを願っています⭐️

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